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妊娠中には姿勢や重心の変化、体重変化、マイナートラブルの出現が複合的に生じ、「明確な産科合併症は起きていないけど不調が続く」という女性が多いです。これらへの対処法として、運動・トレーニング、姿勢や重心の理解と日常生活の工夫、マイナートラブルへの施術などは、薬を使いにくいこの時期に大きな味方となってくれます。周産期領域における理学療法やリハビリテーションは、妊婦自身や赤ちゃんの健康を向上するために大きな役割を担っており、豊富なエビデンスが蓄積されているため必要不可欠です。
本書では、「妊産婦の心身の変化」「妊娠期~産褥期ごとの産科合併症や注意点」「適切な理学療法的評価」「適切な理学・運動療法介入の手法」を、産科医、理学療法士両者の目線で有機的に組み合わせ、エビデンスに沿って解説します。適切な評価・介入手段を知り、理学療法士などリハビリテーション提供者が産婦人科医、助産師と密な連携をとっていくことで、さまざまな面で妊娠を希望する女性や妊産婦に貢献できるようになります。
産婦人科医、理学療法士をはじめ、周産期分野にかかわる、または関心を持っているすべての医療従事者に役立つ1冊です。

周産期リハビリテーション

¥4,950価格
  • シービーアール

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