「お看取り」は医者の介入する死、「看取り」はプロセス。
死を死にゆく人に取り戻したい…こんなドクターなら、わたしの最期をゆだねたい。――上野千鶴子
医師が行う「お看取り(死の三徴確認、死亡診断書作成)」を題材にし、これまでの死亡時だけの関わりではなく、人の死を罹患や老衰から始まる死(死後も続く家族のケアも含めて)に至るプロセスと捉えて、医師や医療職が多職種で人生の下り坂を支援する(終末期を看取る)ことの大切さを力説。ACP(人生会議)の在り方や安楽死の議論も展開。著者らのプライマリ・ケア医としての長年の臨床経験(看取り事例)も紹介している。
これからの「お看取り」を考える本
¥3,850価格
丸善出版